どんな素材がいいの?

最近では様々な素材が布団に用いられ、それぞれで異なる特徴を持っています。ここでは、羽毛や木綿といった昔から使用されている素材や最近注目されている新素材まで、10種類の素材の特徴をご紹介!メリットとデメリットも合わせてまとめてみました。

敷布団の素材を気にする機会ってなかなか少ないですよね。「いつも同じ素材ばかりをリピートして買ってしまう」という人もいるのではないでしょうか。せっかく敷布団を買い替えるのならば、自身に合う布団を選びたいところ。素材が持つ特徴を理解して、ぐっすりと安眠できる敷布団を見つけましょう!

敷布団やマットレスの素材について

敷布団やマットレスの素材に使われる素材は大きくわけると、羽毛、羊毛、木綿、化繊などがあります。

羽毛

  • 特徴
    羽毛といえば普通掛け布団の素材ですが、敷き布団にも使われます。100%羽毛のものは少なく、弾力や防ダニ、防塵効果がある化繊混紡のものが多いです。
  • メリット
    非常に軽くて保温性に優れています。
  • デメリット
    木綿や羊毛に比べると厚さが薄くなってしまうので、1枚だけでは寝心地が悪く、痛みやすいというデメリットがあります。

羊毛(ウール)

  • 特徴
    繊維表面にウロコがあり、毛が縮れているので非常に保温力が高いです。また放湿性や吸湿性に優れ、表面がじめじめしにくいという特徴があります。
    しかし、羊毛敷布団はへたりやすく弾力を失ってしまうので、1枚だけではなくマットレスの上に敷いて使うのが一般的です。
  • メリット
    人間は睡眠中にコップ1杯の汗をかくといわれますが、羊毛はとても吸湿性が高いので、汗をしっかりと吸収します。そのため表面が湿っぽくならずにサラサラな寝心地を保ってくれます。
  • デメリット
    羊毛敷布団は2〜3cmほどと厚みがないため、1枚だけでは敷布団に必要なクッション性が足りません。羊毛100%であれば必ずマットレスを下に敷く必要があります。
    また、羊毛は多くの空気を含んでいるので、使っているうちに空気の層が潰れてへたってしまいます。

木綿

  • 特徴
    化学繊維の普及で木綿の敷布団を使う人が減り、量販店で売られている布団も大部分が化学繊維の布団です。
    木綿布団製品といっても綿とポリエステル配合の綿混紡で、100%木綿の敷布団はあまり見ることはありません。
    日本で木綿の敷布団が作られていた理由は日本の気候に合うからです。
  • メリット
    吸湿性に優れる木綿は湿度の高い梅雨時も水分を吸い込み、夏でも寝汗を吸収して表面をサラサラにキープします。
  • デメリット
    吸収した水分を空中に吐き出す放湿性能力に劣るので、頻繁に日干ししないと徐々に水分を含んでいってジトジトになってしまいます。
    また、だんだんクッション性が落ちてせんべい布団になってしまうため、綿の弾性を快復させる打ち直し作業を行わなくてはなりませんが、最近は布団の打ち直しをしてくれる布団屋さんもほとんどなくなってしまいました。

真綿

  • 特徴
    シルク素材でサラサラとした感触が心地よい真綿。他の素材よりも優れた保温力を持ち、床の冷気から睡眠中の私たちを守ってくれます。
  • メリット
    真綿布団は、寝ている間にかいた汗をすぐに取り込んでくれる吸湿性が布団素材のなかでもトップクラス。放湿性も抜群で、陰干しを数時間行うだけで真綿布団の内部に取り込まれた湿気を空気中に放出できます。
  • デメリット
    真綿のデメリットは耐久性の無さとコスパの悪さ。敷布団に使用した場合、耐用年数は5年程度と言われています。また木綿と違い打ち直しができないため、古くなったら買い替えなければなりません。高級品ですが一生モノにはならないのですね。

綿混紡

  • 特徴
    綿混紡は綿とポリエステルなどの化学繊維を混ぜた素材のこと。ネット通販では綿100%の木綿布団と同じカテゴリで扱われがちですが、その特徴には違いが見られます。
  • メリット
    クッション性が高く、弾力・かさ高に優れているのが綿混紡のメリット。寝ているときに腰や肩が沈みこんでしまう「底つき」が発生しにくいため、肩こりや腰痛のリスクを低減できると言えます。
  • デメリット
    吸湿性の悪さが綿混紡のデメリットと言えます。綿とポリエステルの混紡素材のため、木綿100%の素材と比較して吸湿性が落ちてしまいます。寝ている間に汗をよくかく方にはあまりオススメできない素材でしょう。

トルマリン

  • 特徴
    遠赤外線を発する性質を持った鉱物「トルマリン」が練り込まれた布団素材。遠赤外線がもたらす保温力により、布団内の温度を維持して体温を高く保つ働きを持っています。健康効果にも年々注目が集まっている敷布団素材なのです。
  • メリット
    トルマリンは、寝ている間に敷布団内の温度を維持する働きを備えています。トルマリンが持つ遠赤外線の熱は体の奥深くまで届きやすく、全身を隅々まで温めてくれるため寝冷えする心配がありません。また体温が保たれると体内の血流が活発になるので、健康的な体づくりにも一役買ってくれます。
  • デメリット
    製品にもよりますが、価格が少々お高めなのがデメリットでしょう。

低反発素材

  • 特徴
    低反発素材の敷布団はクッション性が高く、衝撃吸収と体圧分散性に優れているという特徴があります。もとはNASAがロケットを打ち上げるときの衝撃から内部の宇宙飛行士を守るために開発した素材です。
  • メリット
    低反発素材の敷布団は、睡眠中に体にかかる圧力を分散するというメリットがあります。寝ている間に腰痛が悪化する原因のひとつが敷布団のクッション性の低さ。低反発素材はクッション性が高いため、睡眠中に圧力がかかりやすい肩甲骨とお尻を支えてくれます。まるで包まれているかのような寝心地なので、ぐっすり安眠できる人も多いと思いますよ。
  • デメリット
    他の素材と比べて、ニオイやムレが気になりやすいのが低反発素材のデメリット。低反発素材に使われているポリウレタンは通気性が悪いため、湿気がこもりやすいと言えます。吸湿性も低く、汗を吸い取る力はあまり期待できません。

ポリエステル

  • 特徴
    数多くある化学繊維の中でも、布団素材としてよく用いられているのがポリエステル。生産コストが低いため、比較的リーズナブルな価格で手に入ります。
  • メリット
    ポリエステル素材の敷布団の強みはクッション性と耐久性の高さでしょう。敷布団を長く使用しているとクッション性が落ちて「せんべい布団」になってしまうのが悩み。しかし、ポリエステルは繊維が太いため、他の素材に比べてクッション性が落ちにくいと言えます。
  • デメリット
    ポリエステルは帯電しやすい物質のため静電気が発生しやすく、ホコリやハウスダストを敷布団に引き寄せてしまいます。ぜんそくに悩む方や呼吸器官が弱い方は注意が必要でしょう。

キャメル

  • 特徴
    ラクダの毛を素材に作られるキャメルの敷布団。羊毛よりも優れた吸湿性と放湿性を持っているため、高級品として扱われています。
  • メリット
    キャメル素材の吸湿力と放湿力は羊毛の2倍以上。汗をかいて寝苦しい夜も、朝までサラサラの肌触りをキープしてくれるでしょう。高級素材にふさわしい機能性を兼ね備えています。
  • デメリット
    市場に出回っているキャメル素材の敷布団は厚みがないものが多いため、敷布団として1枚で使用するにはあまり向いていません。しかも高価格なので、厚みのあるキャメル100%の敷布団は相当の高級品になってしまう可能性も。マットレスとの併用が主となるかもしれません。

ウレタン

  • 特徴
    台所用スポンジの原料としても使用されているウレタン(ウレタンフォーム)。合成樹脂発泡体、プラスチックフォーム、海綿状プラスチックなどとも呼ばれており、耐久性やクッション性が高いのが特徴です。
  • メリット
    人工素材のウレタンは、雑菌やダニが繁殖しにくいというメリットがあります。耐久力にも優れているため、木綿などの天然素材と比べて使用できる期間が長いのも嬉しいポイントですよね。
  • デメリット
    水に弱いウレタンは、一度濡れてしまうとそう簡単には乾きません。そのため、家庭でもクリーニング業者でも洗濯できないというデメリットがあります。洗わなければならないほど汚れてしまった場合は、買い替えるしかないでしょう。
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